長年、eスポーツの普及・啓発に努めているeスポーツコミュニケーションズ代表である筧誠一郎氏がこのほど、白夜書房から「eスポーツ地方創生~日本における発展のかたち~」を発刊した。

国体に限らず、東京や大阪といった大都市圏でなくてもeスポーツを活用してのイベントが多数開催されるようになってきた。今秋には茨城国体でもeスポーツが競技になる。

観覧や配信数、賞金総額といった数字はインパクトがあるが、筧氏の著書では、日本での発展を考えた場合、別の形として地方都市を巻き込んだ地域密着型を模索する必要があると書かれている。ゲーム業界のみならず各メーカーや教育分野からも注目を集めているeスポーツ。世界とは別に、日本ならではの発展が求められている。