<ソフトバンク3-4日本ハム>◇28日◇ペイペイドーム
ソフトバンクは、最下位の日本ハムに痛い連敗を喫した。今季2度目の4連敗。初戦で首位から引きずり下ろされ、この日で1位楽天とは0・5差となった。まだまだリーグ勝敗表を気にする時期ではないが、開幕から低空飛行が続いている栗山ハムにとって、上位撃破は何よりの活力になるだろう。
16年にホークスに大逆転してリーグ制覇した日本ハムだが、この4年は苦しい戦いが続く。昨年も5位に終わった。大谷が海を渡り、チーム編成は腐心の日々が続いている。23年には札幌郊外に新球場が誕生する。それまでは我慢のチーム再生作業ということか。
とはいえ、「負ける」戦いを続けるわけにはいかない。勝利を求めつつ、若手強化に手を打っているようだ。新人伊藤がプロ初勝利。うれしそうにウイニングボールを握って、帰って行った。伊藤にも大きな1勝だが、チームにとっても再起に向けた希望の白星となった。チーム編成の責任者でもある吉村GMは、1週間前に亡くなられた父英世氏の弔いも慌ただしく終えると、アマ視察、チーム同行など激務をこなしているようだ。
リーグ連覇と日本一5連覇を目指すホークスも、2つの「V達成」と同時進行で、さらなる常勝のチーム作りを進めなければならない。27日に2年目の佐藤直がプロ入り後初めて1軍昇格したが、出番は回ってこない。思いきった若手の起用は、現状のホークスでは「難題」ではある。勝っても負けても「世代交代」の視点は、忘れてはいけない。【ソフトバンク担当 佐竹英治】






