またか…。それぞれに事情があるにせよ、ため息が漏れる。
9月30日に巨人はスコット・ハイネマン外野手(28)が帰国すると発表した。球団によると来日時から体重が大きく減り、同25日に都内の医療機関で精密検査を受けたが、はっきりとした異常は見つからなかったという。不慣れな環境でのストレスか、コロナ禍が影響しているのか、持病なのか、原因までは明かされていない。
今季は支配下の新外国人を3選手獲得した。
エリック・テームズ外野手(34)はメジャー通算96発の大砲だった。1軍合流初戦となった4月27日ヤクルト戦(神宮)の3回の守備で右アキレス腱(けん)を断裂。“デビュー戦の悲劇”に見舞われ、出場1試合、無安打、2三振で米国に帰国した。推定年俸120万ドル(約1億3200万円)だった。
ジャスティン・スモーク内野手(34)はメジャー通算196発の両打ちの大砲だった。34試合で打率2割7分2厘、7本塁打、14打点をマーク。主に5番に配置されて打線の主軸を担った。だが、新型コロナウイルスの影響で家族が来日できず、交流戦後の6月17日に帰国した。推定年俸300万ドル(約3億3000万円)だった。
期待値が大きかった2選手がいずれも帰国。シーズン終盤戦への起爆剤として“緊急補強”したのがスコット・ハイネマン外野手だった。8月21日に来日し、9月11日の中日戦(東京ドーム)から1軍に合流した。出場10試合で打率1割6分、0本塁打、2打点。同27日に出場選手登録から抹消され、同30日に帰国することが決まった。推定年俸30万ドル(約3300万円)だった。
またか…。それぞれに事情があるにせよ、ため息が漏れる。【為田聡史】




