2年ぶりの甲子園出場を目指す名門熊本工が9-8のサヨナラ勝ちで延長10回の死闘を制した。

 執念で4回に4点差、6回に3点差を追いつき、同点で迎えた延長10回1死三塁からサヨナラボークで辛勝した。

 5回途中から3番手で登板した背番号「18」の山部太朗投手(3年)が無安打無得点の好救援で流れを引き寄せた。山部は「自分で流れを呼び込もうと気持ちで投げた」と熱かった。