昨年秋の明治神宮大会を制した高松商(香川)が、サヨナラ勝ちで初戦を突破した。

 9回土壇場で1点ビハインドを追いつき、今大会初の延長戦に持ち込んで迎えた10回、救援でマウンドに上がっていた美濃晃成内野手(3年)が先頭打者で右越えの三塁打で出塁すると、続く植田理久都(りくと)内野手(2年)の3球目が暴投となり、美濃がホームを踏んで劇的勝利。美濃は「ここまで支えてくれたOBの方や学校関係者の方へ恩返しできました。十分すぎるくらいの応援を感じていました」と笑みを浮かべていた。

 長尾健司監督(45)も「勝ってホッとしてます。我々には責任がある。ファンがいるんですから」と言葉を弾ませた。第1回大会優勝の「レジェンド公立校」が、26年ぶりの春1勝。ベンチも一塁側アルプスも、ともに歓喜に包まれた。