今夏の神奈川大会に創部初の第1シードで出場する星槎国際湘南が、今春の東京都大会準優勝の日大三(西東京)と練習試合を行い、1-9で敗れた。

 11球団38人のスカウトが見守る中、プロ注目の本田仁海投手(3年)が先発。強力打線を相手に17安打を浴びて9失点したが、9回には3者連続三振を奪うなど、167球で完投した。この日の最速は145キロだった。

 本田は「打線が強いことは聞いていた。良い経験になった。真っすぐで押すことを意識していた。コースを突けて良かった」と話した。

 土屋恵三郎監督(63)は「打たれながら覚えなさい、逃げちゃダメだと言っていた。甘い変化球、高めの真っすぐを打たれていた。良いボールも結構あった」と話した。