静岡(中部1位)と常葉大菊川(西部1位)が決勝に進出し、東海大会(21日開幕、愛知県内)出場を決めた。静岡は2年連続23度目。8回表に粘る静岡市立(中部5位)を突き放して9-4で勝利した。常葉大菊川は、5年ぶり9度目。常葉大橘(中部2位)を4-2。3番奈良間大己主将(2年)が、勝ち越し本塁打を含む3安打を放った。決勝と3位決定戦は7日に草薙球場で行われる。
奈良間主将の1発で、常葉大菊川が勢いに乗った。1-1の4回裏。常葉大橘の河村海登投手(2年)が投じた内角高めの直球を捉え、打球を左翼席中段に運んだ。「完璧でした」と、自画自賛する高校通算9号の勝ち越しソロ本塁打だった。
奈良間 直球で押して来る投手と聞いていて、相手の自信のある球を打てば流れが来ると思いました。マジでうれしかったです。
奈良間は6回と8回にも右前打で出塁した。8回には、続く4番鈴木琳央外野手(2年)の適時打で4点目のホームを踏んだ。県大会に入り準々決勝までの2試合は7打数2安打。好調常葉大菊川打線の中で苦しんでいたが、東海大会出場を決める一戦で面目躍如。高橋利和監督(31)も「やっぱり、奈良間がやってくれました。練習でも一番早くグラウンドに出て水をまくなど、毎日よく頑張っています」と日ごろの取り組みを評価した。
エース漢人友也投手(2年)も好調で、8安打2失点で完投した。常葉大橘との「常葉対決」を制し、「(奈良間)大己の1発が大きかった。頼もしいですね」と笑顔を見せた。投打がかみ合って5年ぶりの東海切符。奈良間は「上には上がいる。もう1段階、チーム力を上げたいです」と、さらなるレベルアップを誓った。【鈴木正章】

