札幌創成が3時間18分の激闘を制し、4年ぶりとなる南大会進出を決めた。

 前日2日に0-2のまま降雨ノーゲームになった再試合で、この日も雨が降りしきる中で行われた。4回までに6点リードするが5回に8失点。直後に1番五十嵐幸斗左翼手(3年)の適時二塁打などで5得点し、逆転に成功した。6回以降は取って、取られての展開で、一時は1点差まで追い詰められるが逃げ切った。

 試合時間は3時間18分、両チーム合わせて33安打の打撃戦だった。元中日の遠田誠治監督(54)は「選手はよくやってくれました。頑張ってくれました。投手の失点を野手がよくカバーしてくれた」とたたえた。