第62回関西スポーツ賞の表彰式が21日、大阪市内で行われ、団体の部で史上初の2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭が表彰された。

西谷浩一監督(49)や中川卓也主将(3年)、中日1位の根尾昂内野手(3年)らが出席。西谷監督は「昨年の甲子園は高校球界にとって春は第90回、夏は第100回のメモリアルな1年でした。なんとか勝ちたい、春も夏も勝ちたいと生徒たちはやってくれました。この学年を超えるチームを1日も早く作れるように頑張ります」と語った。25日にセンバツ出場の吉報が届けば、春3連覇、春夏春の3季連続優勝と、先輩の偉業に続く史上初への挑戦が始まる。中川は根尾と再会し「大谷選手らとニュースに出ている姿を見たら、遠い世界に行ってしまったなと思いましたが、会ってみたら根尾は根尾でした」と懐かしんだ。