星稜(石川)が履正社(大阪)とのV候補対決を制し2回戦進出を決めた。プロ注目右腕の奥川恭伸投手(3年)が快投。3安打完封、毎回の17三振を奪った。

奥川は1回に自己最速を更新する151キロをマーク。5回まで、毎回2個ずつの三振を奪った。その後も三振の山を築き8回2死一、二塁のピンチも三振で切り抜けた。

打線は1回、2死二塁から5番山瀬慎之介捕手(3年)の適時打で先制。7回には知田爽汰内野手(2年)の適時打、9回には有松和輝外野手(3年)の適時三塁打で追加点を挙げた。

履正社は打線が奥川の前に沈黙。エース清水大成投手(3年)が8回2失点と踏ん張ったが初戦で姿を消した。