ノーシードの強豪校がうまく散らばった中、1回戦で宮原駿介投手(2年)がエースの静岡学園と、プロ注目右腕・栗田和斗投手(3年)を擁する知徳の対戦が実現。静清-富士宮東では、石田裕太郎(静清3年)と大野裕哉投手(富士宮東3年)の本格派対決が注目されそうだ。

シード校にも序盤から厳しい試合が待ち受ける。春王者・浜松商(第1シード)のブロックには、名門・静岡が、連覇を狙う常葉大菊川(第5シード)のブロックには磐田東、静岡市立が入った。飛龍(第5シード)のブロックには藤枝明誠、島田商、掛川西など強豪がひしめく。本命なき今大会は、多くのチームに優勝のチャンスがありそうだ。