牛久栄進は、5回コールド負けで3回戦には進出できなかった。兄の小倉大和外野手と弟の大輝捕手(ともに3年)の二卵性双生児は、「悔いはない」(兄)、「やりきった」(弟)とさわやか。

172センチ、72キロとサイズがほぼ同じなら、ベンチプレス85キロ、50メートル走6秒4まで同じ。兄弟仲もよく、チームでは弟が主将で7番、兄は8番右翼手。2人が目標としたのが、1回戦の高萩清松戦に続く勝利。3人いる3年の女子マネジャーを1人1試合ずつベンチに入れる「約束」を果たすため「勝ちたかったけど、相手が強かった」。