浜松商が無念のコールド負けを喫し、地元の浜松球場に訪れた多くのファンに白星を届けることはできなかった。

頼みの打線が沈黙。2併殺など要所で1本が出なかった。主将の山崎敦也捕手(3年)は試合後、涙を流しながら「実力で負けたので悔いはない。さすが静高。彼らに自分たちの思いを託すので、甲子園へ行ってほしい」と力を込めた。

今春からバッテリーを組み、16年ぶりに春の県大会を制した相棒の湖東遼馬投手(3年)に対しては「湖東のおかげで、ここまで注目されるチームになった。ありがとうと言いたい」と感謝した。