釧路江南のエース右腕梶山佳良(3年)が被安打4、9三振を奪い公式戦初完封した。

冬場にチームでボールの回転数を計る「テクニカルピッチ」を購入し測定したところ、回転数が高校球児では標準より高い数値の2300から2400を記録。楽天則本昂でも2500回転とあって「目に見える形で分かり、自信を持って直球を投げられるようになった」と進化の一因に挙げた。18年には兄倖生さん(札幌学院大2年)が主戦を担い北大会進出。「目標が北大会優勝。ここで喜ぶわけにはいかない」と気を引き締めた。

▽中標津・橋本裕太主将(3年)「今年初の公式戦で硬くなってしまい、練習で詰めてきた細かいことができなかった。全国大会はなくなっても、全道1位になろうと声をかけあっていたので悔しい」