東京都高野連は30日、昭和第一が東東京の独自大会への出場を辞退したと発表した。この日の1回戦は東亜学園の不戦勝となった。

昭和第一によると、野球部ではない同校関係者が新型コロナウイルスに感染したことが27日に判明。同日午後より臨時休校とし、部活動も活動休止となった。

対戦相手に迷惑をかけられない点などを考慮し、学校長判断で辞退した。5人の3年生部員は1試合も戦うことなく引退。当初は25日が1回戦だった。相次ぐ雨天順延にも泣かされた格好だ。新型コロナウイルス感染による出場辞退は東西東京大会初のケースとなった。