今年4月に就任した常葉大菊川・石岡諒哉新監督(31)と3年生だけで挑んだ夏は、準々決勝で終わった。

1点を追う7回裏、無死三塁から3番神谷建太朗主将の中犠飛で同点。土壇場でタイブレークに持ち込んだが、惜敗した。この日は6安打を放ちながらも4併殺と、最後まで波に乗りきれなかった。石岡監督は「選手たちはよくやってくれた。勝たせてあげられなかったのは自分の責任」。神谷は「勝てた試合を落とした。『石岡さんが監督になって最初の代で優勝』という目標を達成できず、悔しい」と話し、涙を流した。