沼南高柳がエース吉田大輝投手(3年)の投打の活躍で8回コールドで勝利した。

投げては最速118キロの真っすぐとカーブを織り交ぜ、自信のあるシュートで7三振を奪い完封。「日々の努力と走り込みの成果。(コロナ渦による)自粛期間中も自宅で自主トレを続けたおかげで、球に体重が乗って集中できました」と胸を張った。

打っては4回無死一、二塁から左中間を破る先制打。7回には1死満塁から投手への内野安打で貴重な追加点を奪い、2安打2打点を挙げた。「両親がスタンドで観戦してくれていたので、恩返しの気持ちで思い切りプレーしようと思った。今日の勝利で自信がつきました。どんな相手でも、どんとこい!です」と力強い言葉で締めた。