2年ぶりに夏の聖地をかけた戦いが始まる。第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)の南北海道・札幌、北北海道・釧根地区の組み合わせが15日、決まった。

   ◇   ◇   ◇

別海は課題を生かし、北大会初出場を目指す。昨秋は初戦で武修館に0-18で大敗。得点力不足解消を掲げ冬場は打撃重視で取り組んだ。今春はバントなしで臨み、地区2回戦では昨秋全道出場の中標津を11-4で撃破したものの3回戦の釧路工戦は2-4敗退。島影隆啓監督(39)は「2ケタ安打で2点しか取れなかった。夏は、冬場に取り組んだ打撃に、チャンスでのバントや走塁も組み合わせ、旭川スタルヒンを経験させたい」話した。