仕切り直しの一戦を近江が制し、2回戦進出を決めた。

近江は1-0のリードで迎えた2回、無死一塁から6番島滝悠真(はるま)捕手(3年)が2球目を捉えバックスクリーンへ。「打った瞬間にいったなと思った」と言う2点本塁打で追加点を奪う。島滝は5回、7回にもそれぞれ適時二塁打を放つなど、この日5打数3安打4打点の活躍だった。

投げては先発山田陽翔(はると)投手(2年)が最速145キロの直球と切れのある変化球で5回2失点に抑えると、6回から後を継いだエース右腕岩佐直哉投手(3年)が最速146キロの伸びのある直球で4回を7奪三振無失点。投打のかみ合った近江が日大東北に8-2で快勝した。

◆近畿勢すべて初戦突破 近江が勝ち、近畿勢は不戦勝の智弁和歌山を含めすべて初戦突破。近畿勢全6校の初戦突破は史上初。