西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(55)の次男で、慶応高の清原勝児内野手(1年)が父越えを誓った。4日、横浜市内の同校グラウンドで練習始めを行った。10キロ走やノック、体幹トレーニングなどで汗を流し「慶応としても自分としても良い1年になると思う。自覚を持って1日1日大事に過ごしていきたい」と抱負を語った。

年始には友人と初詣に行ったことを明かし「おみくじは末吉でした」と苦笑いだった。昨年末、母亜希さん(53)のインスタグラムのストーリーズには「清原家の人々」とハッシュタグがつけられた笑顔の家族ショットが投稿された。父、母、兄と4人での写真に「あんまり撮る機会がないので良かったです」と照れ笑いを浮かべた。

昨秋の関東大会4強の慶応は、5年ぶりの選抜出場が濃厚とされている。関東大会では「7番三塁」での出場が多かったが「4番を打ちたい。(同い年で)1番すごい前田悠伍選手(大阪桐蔭)から打てるように。将来は父を抜かせるように、コツコツとやっていきたい」と、かつてPL学園の4番として甲子園を沸かせた父の背中を追う。