春の東京大会準優勝の関東第一(東東京)は、5回コールドで5回戦進出を決めた。
打線が10安打を放って12点を奪い、2試合連続でコールド勝ち。米沢貴光監督(47)は「暑さとの戦いもある。夏は簡単ではないので」と冷静に話した。
チームの危機で、代役が活躍した。正捕手の衛藤冴仁捕手(3年)が初戦の高島戦(15日)で守備の際に一塁手と交錯し、右側頭部を強打。脳振とうの疑いのため自宅で療養中で、この日はベンチメンバーを外れた。代役として、公式戦初のスタメンマスクに抜てきされたのは背番号13の熊谷俊乃介捕手(2年)。「今朝スタメンを言われて、緊張した。やってやるぞ、と思っていました」と話した。
打撃では2回1死一、三塁で適時二塁打を放ち2点を先制。3回1死一塁でも左前打を放った。4回2死三塁の場面でも、適時中前打と3打数3安打3打点。「あんまり打撃には自信がない。今日は守備に集中しようと思っていた。公式戦で3安打は初めてだと思います」と喜んだ。米沢監督は「衛藤以上に打ってくれたかもしれません。カバーしてくれた」と評価した。
衛藤からは「思い切ってやってこい」と託されたという。「衛藤さんは打撃も守備の面でもすごい。憧れの存在です」と先輩の分も目いっぱい戦った。

