初の決勝進出で初制覇を狙った岐阜第一だったが、神戸弘陵に高校3冠を許した。それでも創部8年目で初となる準優勝に輝いた。
初回に先発右腕の桑沢明里(めいり)投手(2年)が3点の先制を許す。しかし、3回に桑沢自ら適時打を放ち1点を返した。
史上初の高校3冠を狙う相手打線に再びのみ込まれた。4回に3点、5回に2点を追加され、リードを広げられた。「強みのストレートを跳ね返されて力不足。甘いコースを逃さずに打たれた。序盤が課題で今日も点を取られてしまった」と悔やんだ。
桑沢は5回まで8失点ながら必死に腕を振った。6回からはマウンドを譲ったが、決勝トーナメントでは決勝戦までの3試合で完投と、準優勝への立役者となった。「投打でどちらも活躍できる、大谷翔平選手を目指している。エースとしてこの場所に戻って借りを返したい」と聖地への帰還を誓った。
バッテリーを組んだ主将の今井実捕手(3年)は4番として2安打。「31人全員で甲子園で野球ができて良かった。桑沢がいなかったらここまで来れなかった。来年は絶対に日本一になってほしい」と夢を託した。

