第105回全国高校野球選手権が6日、甲子園(兵庫)で開幕した。創部26年目で初出場の浜松開誠館ナインが開会式に参加。大会第5日の10日に迎える東海大熊本星翔(熊本)との1回戦に向け、決意を新たにした。

また、浜松開誠館の佐野心監督(56)と東海大熊本星翔の野仲義高監督(42)が、お互いのチームの印象などを語った。

    ◇    ◇    ◇

-相手の印象は

佐野監督 1番の百崎(蒼生)選手や2番の川道(樹)選手が良く、投手の玉木(稜真)選手がサイドスローで球速がある印象。

野仲監督 激戦の静岡を勝ち抜いてきた勢いのあるチームだという印象。

-相手のポイントとなる選手は

佐野監督 サイドスローから140キロ台の速球を投げる右腕の玉木選手と考えている。うちの近藤(愛斗)ぐらいの速さはあるというイメージ。静岡では近藤より速い速球を投げる投手はいなかったので、しっかり打っていかなくてはいけない。

野仲監督 近藤選手が背番号1をつけているが、広崎(漣)選手と松井(隆聖)選手の2人の左投手が試合をつくるのが上手だなという気がする。その3人を特に警戒している。

-自校でポイントとなる選手は

佐野監督 相手が右のサイドということを考えると、広崎や本多駿、深谷(哲平)の3人の左打者がどれだけ活躍できるかがポイントになると思う。3番新妻(恭介)も右打者だが、サイドスローの投手が得意でパワーがある。広崎や本多駿、深谷もパワーがある。打ち負けないようにしてほしい。

野仲監督 やっぱり1番の百崎が、しっかりバットを振れればというところ。調子は良い。ボールを呼び込んで打てている。

-予想する試合展開は

佐野監督 打撃戦になるのではと思う。静岡大会決勝の東海大静岡翔洋戦のように、打線が活発な試合になるのではと思う。

野仲監督 5点以上取ることを目標にやりたい。投手陣については5点以内に。お互い投手の出来が試合を左右すると思う。試合が始まってから、どの球を狙うのかといったところ。

-どんな戦いをしたい

佐野監督 静岡代表は初戦敗退が続いているので意地を見せたい。ゲームプランは特にない。子どもたちの力量を信じて、その力量を邪魔しないようにしたい。監督の采配で勝つようなチーム作りはしていない。伸び伸びとやってくれればいい。

野仲監督 いつもと一緒ですが、最終的に1点差でもいいから勝っていればいい。慌てないことですね。