春の東京大会王者で優勝候補の帝京が、7回コールド勝ちで初戦となる3回戦を突破した。立役者は先発の岩本勝磨投手(2年)。丁寧に打たせて取る投球で6回3安打無失点と好投し、自身の公式戦デビュー戦も飾った。

壁を乗り越えた。今春の東京大会ではベンチ入りも、3月の右肩故障の影響もあって登板機会はなし。その後の練習試合で打ち込まれて、Bチーム行きとなった。「最初Bチームに落ちた時は諦めかけていた」。だが、すぐに気持ちを切り替えた。トレーニングや食生活の改善に取り組み、「130キロちょっとだった」という球速は約1カ月で最速141キロを計測。練習試合でも結果を残し、夏のメンバーに滑り込んだ。

背番号は「19」だが、金田優哉監督(39)から「一番試合を作れるかな」と夏の初陣の先発を託され、期待に応えた。「自分の命をかけるぐらい全力でやりたい」。13年ぶりの夏の甲子園まで、全力で腕を振る。

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