春のセンバツを制した横浜のキャプテンの阿部葉太外野手(3年)が、自身初の夏の甲子園出場を決め、歓喜の涙を流した。
3点を先制された直後の4回1死二塁から、「4番左翼」でスタメン出場したエース奥村頼人投手(3年)が、右翼へ弾丸ライナーの2ランを突き刺した。
奥村頼の2ランで流れを呼び込むと、江坂の適時二塁打で同点に追いつき、駒橋の適時打で一気に勝ち越した。
5回に2本の適時打で3点を追加し、8回にも阿部葉の2点適時打などで4点を奪って、試合を決めた。
優勝後のインタビューで、阿部葉は「今までやってきた中でも、一番うれしい瞬間でした」と喜びをかみしめた。村田監督からは「阿部はすごい男です」とたたえられた。
横浜スタジアムが満員札止めで大きな注目を集める中、3年ぶりの甲子園出場を決めた横浜は、昨秋の明治神宮大会、春のセンバツに続き、夏の甲子園の制覇を目指す。
◆横浜 1942年(昭17)創立の私立校。生徒数2603人(女子1385人)。野球部は46年創部で部員数71人。甲子園出場は春17度、夏21度目。主なOBは松坂大輔、涌井秀章、筒香嘉智、近藤健介ら。所在地は横浜市金沢区能見台通46の1。葛蔵造校長。

