中国王者の崇徳(広島)が、東北王者の花巻東(岩手)に競り負け、51年ぶりの1勝を逃した。
プロ注目のエース左腕、徳丸凜空投手(2年)が好投も、粘りきれなかった。7回までソロ本塁打の1点に抑えていたが、同点の8回に自らの犠打失策もあり無死満塁を招く。押し出し四球と適時打を浴びて2点の勝ち越しを許した。
打線は1点を先制された直後の7回に連続長打で同点に追いついた。ただ、2点ビハインドの9回は3人で攻撃が終了。逆転はならなかった。
徳丸は自己最速にあと1キロに迫る139キロも計測。8回9安打3失点に「全国とのレベルの差を感じましたし、全国クラスになると甘い球を見逃してくれないなと感じました」と肩を落とした。ただ、今秋は成長も実感。「この秋はピンチでギアを上げることができた」と前向きな要素もあった。
51年ぶりに出場した今大会。エース左腕の力投も報われず。76年センバツで初出場初優勝した古豪が、全国舞台で復活の1勝とはならなかった。「回を重ねるごとに体力面が落ちてバテてしまったので、この冬はもっと体力をつけて来年のセンバツに入っていけたら」と当確としている来春センバツへ課題を挙げた。

