大金星の立役者の一人は驚きを隠せなかった。先発した勝田海斗投手(3年)は試合後「勝った実感っていうのはあんま湧かなくて。桐蔭が負けるってあんま思わん。自然と涙が出てました」と勝利の瞬間を振り返った。
強力大阪桐蔭打線に対し、5回まであと一本を許さず無失点。6回、7回で同点とはされたものの堂々とした投球を披露した。「正直もう相手日本一なんで、勝てると思ってなかったんですけど。思い切ってやりました」。
小、中は軟式でプレー。187センチの長身から投げ込むが、球種は「最速130ちょっと」の真っすぐとカーブの2種類のみ。自信のあるコントロールで真っすぐをしっかりインコースに投げ、カーブでタイミングを外してカウントを取った。
「これがベストです」と野球人生1の投球に笑顔。「ずっとテレビとかで見てた相手」からの勝利に「やったぞって。ずっとやってやろうと思ってたので。歴史変えたろうみたいな」とよろこびをかみしめていた。

