春王者の享栄がセンバツ4強の中京大中京との接戦を制して4強入りを決めた。
春夏で62度(20年春は新型コロナウイルスの影響により回数のみ)の甲子園出場で11回の全国制覇を経験する中京大中京と、同じく19度の出場を誇る享栄。「私学4強」の好カードが5回戦で激突し、最後までしびれる互角の戦いを演じた。
享栄は2回、センバツベスト4投手の安藤歩叶投手(3年)に対して2死二塁から適時打で1点を先制。その裏すぐ同点とされるも、1-1のまま迎えた5回。2死二塁から藤井陽斗外野手の適時中安打で勝ち越しに成功。一塁上で大きなガッツポーズをみせた。
投げては近藤優投手、上江滝拓未投手のリレー。5回以外は毎回得点圏に走者を背負う苦しい展開。それでも上江滝が7回2死満塁の場面では見逃し三振、8回2死満塁では二ゴロに仕留めるなど要所を締めて逃げ切った。
この試合は師弟対決でもある。享栄・大藤敏行監督(64)は過去に中京大中京を率いており、97年センバツ準Vに導いた時の主将が中京大中京・高橋源一郎監督(46)。この夏は師匠に軍配が上がった。

