横浜(神奈川)が花巻東(岩手)に快勝し18年ぶりの4強入りを決めた。前日17日に亡くなった元監督の渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんに白星を捧げた。神奈川県勢は夏の甲子園で岩手県勢に白星なしの5連敗中だったが初勝利を挙げた。明後日20日の準決勝で智弁和歌山と対戦する。

試合はエース織田翔希投手(3年)が7安打、10三振、123球で完封した。最速156キロ直球が初回からうなりを上げ終盤になっても威力が衰えることはなかった。これで甲子園通算9勝目。完封は3度目。

織田は試合後の取材で「去年の準々決勝で悔しい思いをしたので勝ちきることができてよかった」と勝利を喜んだ。投球については三振や併殺打がとりたいところで狙い通りにとれたことを明かし「リズムが全体的に良かった」とうなずいた。

3回に左翼手の江坂がノーバンバックホーム送球で走者を本塁で刺して同点のピンチを救った場面については「アウトになって本当にうれしかった」と振り返った。

この日も甲子園での高校生最速の156キロを何度もマークするなど剛速球で相手打線を押した。織田は「今日は球速よりも変化球がよかった」といい「バランスよく投げられるのが自分の持ち味。次もしっかり準備して臨みたいです」と力を込めた。

打線は1回、2死二、三塁から捕逸で先制。4回には9番小林大雅外野手(2年)の2点適時打で加点。5回にも5番江坂佳史外野手(3年)の適時打などで2点を奪った。9回にも1点を加え4試合連続となる2桁14安打で6点を奪った。

花巻東は織田を攻略できず13年ぶりの4強入りを逃した。横浜は準決勝で智弁和歌山と対戦する。

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