<アジアAAA選手権:日本3-1台湾>◇30日◇予選ラウンド◇横浜

 日本が台湾に3-1で競り勝ち、3戦全勝、B組1位での準決勝進出を決めた。3回表に3番高橋周平内野手(3年=東海大甲府)、5番畔上翔外野手(3年=日大三)の適時打で2点を先制。その裏1点を返され、先発の歳内宏明投手(3年=聖光学院)が4回に1死一、三塁のピンチを招くと、野田昇吾投手(3年=鹿児島実)にスイッチ。連続三振でピンチをしのいだ。2点リードの9回1死二、三塁のピンチでは吉永健太朗投手(3年=日大三)が登板。連続三振に仕留め逃げ切った。

 渡辺元智監督(横浜)は「(今大会の合宿生活の中で)野田が一番度胸があることが分かっていた。彼のインコースを突く投球も有効だと思った」とズバリと決まった継投策を振り返った。

 明日31日の準決勝でA組2位のフィリピン(午前10時30分=横浜)と対戦する。