<高校野球東東京大会:帝京2-1駒大高>◇24日◇準々決勝◇神宮球場

 駒大高の右腕、竹内祐太投手(2年)が1球に泣いた。シード校帝京相手に6回まで1安打無失点。自らのバットで先制のソロホーマーも放っていた。それが7回、先頭を歩かせた1死後、7番打者に逆転2ランを浴びてしまった。竹内は「外を狙った球がシュート回転して中に入ってしまいました」と振り返った。新井塁監督(34)は「竹内は5回までのつもりが、よすぎて代えられなかった。あれ(2ラン)以外は完璧だった」とこれまた1球を悔やんでいた。