<高校野球宮崎大会:宮崎工5-4聖心ウルスラ>◇25日◇決勝◇サンマリンスタジアム宮崎

 宮崎工はノーシードから勝ち上がり、52年ぶり3度目の甲子園切符を勝ち取った。前回は前身の宮崎大淀で出場したため、「宮崎工」が夏の甲子園に登場するのは初めてだ。

 4-4で迎えた8回、四死球などで2死一、三塁とし5番堂免の左前適時打で勝ち越した。エース長友は疲れで本調子からは遠く、逆転された7回途中で降板。しかし2番手の関が好救援で追加点を許さず、味方の反撃につなげた。関は「気持ちだけで投げた」と話し、岩切監督は「練習してきたことを100パーセント発揮できた」と選手をたたえた。