<高校野球静岡大会:常葉学園橘4-3静岡商>◇27日◇決勝◇愛鷹球場

 ともに準決勝で延長14回の接戦を勝ち抜いた両チームの対戦は、常葉学園橘が制した。右腕のエース宮崎と静岡商の中本が投げ合い、1-1で迎えた7回、打線がつながって勝ち越しの3点を奪った。

 8回には静岡商が粘りを見せ2点を返すも、宮崎の気迫のピッチングで、1点差で競り勝った。黒沢監督は「エースが安定していて、今日も信頼して送り出した。選手たちはよく頑張ってくれた。本当に最高」と笑顔で語った。