<高校野球福岡大会:九産大九州10-1戸畑>◇22日◇5回戦◇久留米

 九産大九州のエース井手亮太郎投手(3年)が、粘りの投球でアクシデントを乗り越えて、10年ぶりの8強に導いた。9四死球と制球に苦しみながらも、6回1失点に抑えた。右手人さし指のマメがつぶれた影響で、18日まで投げられなかった。「本格的にブルペンに入ったのが昨日(21日)でした。直球のキレは、まだまだです」。回復途中でも結果を残したことが、今後へのプラス材料になる。