アストロズ青木が、ツインズ戦に「8番右翼」で出場し、3打数1安打1打点1四球。日米通算2000安打まであと6とした。

 6回表の第3打席に中前打を放ったほか、四球&盗塁、犠飛と、シブい働きを見せても、苦笑いを浮かべるばかりだった。というのも、絶好調のア軍は、計6本塁打を含む先発全員の19安打で今季最多の17得点。今回の3連戦では球団新の計40得点、7戦連続2ケタ安打の猛打で7連勝を飾った。「ここまで打つと、1本出てるけど全然打ってない気がする。逆に(低調かと)錯覚しそうなくらい」と、味方打線の迫力に感服するしかなかった。

 5月は球団史上最多の22勝(7敗)で終了。6月2日からのレンジャーズ戦では、初戦でダルビッシュが待ち受ける。「何とか1本出したい。いい投手なのは間違いないし、何とかチームに貢献したいです」。過去、3打数無安打1三振と抑えられているだけに、ダルビッシュからの「初安打」で、大記録へ弾みを付けたいところだ。(ミネアポリス=四竈衛)