ヤンキース田中将大投手(28)がブルージェイズ戦に登板したが、3失点、88球で4回0/3で降板し、勝敗は付かなかった。

 立ち上がりからコントロールに苦しみ、球審の厳しいストライク判定もあって自身メジャー最多の四球5を出した。青木宣親外野手(35)とは2打席対戦し二ゴロと中飛に抑えたが、走者をためて内野ゴロや犠飛で失点を重ねた。5回には本塁打王に2度輝いた先頭のバティスタにソロ被弾し、次打者に四球を出したところで降板。4回0/3を1本塁打を含む2安打、5四球、2三振で3失点(自責2)だった。

 チームは打線が爆発し、3本塁打を含む17安打、11得点で勝利した。

 田中は5回もたずに降板したことに「ノーアウトで打たれて、フォアボール出してっていうところから、それ以上やるとやっぱりチームの士気にも影響してくる場面だったと思うし(降板したのは)自分のピッチングが原因だと思います」と話した。