米大リーグでイチロー外野手と田沢純一投手が所属するマーリンズが、実業家のブルース・シャーマン氏とヤンキース元主将のデレク・ジーター氏を中心とするグループに球団を売却することで合意に達したと、複数の米メディアが11日に伝えた。譲渡額は約12億ドル(約1308億円)だという。

 シャーマン氏が実質的なオーナーで、ジーター氏が編成部門のトップになると報じられたグループには、プロバスケットボールNBAの元スター選手、マイケル・ジョーダン氏も含まれている。

 他にも共和党の元大統領候補が父のタグ・ロムニー氏と通算305勝のトム・グラビン氏、マイアミが拠点の実業家ジョージ・マス氏のグループが候補とされている。