レッズのジョーイ・ボット内野手(33)が、「打撃の神様」ことテッド・ウィリアムズの記録まであと1試合に迫った。

 ボットはこの日の試合に「3番一塁」で出場し、無安打ながら3四球。これで1試合2出塁以上の連続試合数が20となり、テッド・ウィリアムズが1948年にマークした21試合連続のメジャー記録まであと1試合とした。20試合連続は、メジャー最多本塁打記録を持つバリー・ボンズが04年に、メジャー最多安打記録を持つピート・ローズが1979年に記録している。

 ボットの連続2出塁は7月26日のヤンキース戦から始まり、それ以降は90打席で55出塁。その間の出塁率は驚異の6割1分1厘。今季成績は打率3割1分6厘、31本塁打、83打点で、出塁率4割4分8厘、OPS1・048、98四球はそれぞれ両リーグトップだ。