メッツは30日、青木宣親外野手(35)を自由契約にしたと発表した。今後はフリーエージェント(FA)になり、日米他球団との交渉も可能になる。

 米メディアなどによると、メッツは年俸調停の権利を持つ青木を40人枠に入れたまま来季の契約交渉を行えば、550万ドル(約6億2000万円)の今季契約がベースになるため、保有権を一度手放したとみられる。

 メジャー6年目の今季はアストロズの一員としてスタートし、日米通算2000安打を達成したが、7月末にブルージェイズにトレードされ、その後自由契約になり9月はメッツでプレーした。3球団合わせた成績は打率2割7分7厘、5本塁打、35打点、10盗塁だった。

 大リーグ通算成績は774安打で打率2割8分5厘、33本塁打、219打点、98盗塁。