昨年オフに発効された大リーグの新労使協定で海外選手の規定が変わり、25歳以上、かつプロ経験が6年以上ない選手は大型契約が結べないことになった。条件を満たさない日本選手が今後ポスティング申請した場合はマイナー契約になり、球団が受け取る譲渡金は契約金の25%になる。

 ◆大リーグの契約 メジャー契約とマイナー契約で分かれる。メジャー契約はベンチ入り可能となる選手契約で各球団の枠は40人。この中から25人がベンチ入り。40人枠に入れない選手はマイナー契約となる。マイナー契約の選手を昇格させるためには、40人枠から枠を空けなければならない。来季のメジャー契約の最低保障年俸は54万5000ドル(約6270万円)。