ポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指している日本ハム大谷翔平投手(23)の希望は西海岸チーム? 

 3日(日本時間4日)、MLB公式サイトなどで大谷争奪戦から脱落したことが明らかになったヤンキースのキャッシュマンGMが「大谷は西海岸で、中小規模の都市に本拠地を置く球団を望んでいるのかもしれない」とコメント。同GMは「(書類による)プレゼンはよくできていてのその反応も良かったんだけれど、多くのファンを抱える大都市であったり、東海岸であったり、ということが断られた理由なのではないか。それはどうにもならない」とも話している。

 MLB公式サイトは、交渉は週明けにも始まり、マリナーズ、ジャイアンツ、パドレスは大谷と面談する球団の中に残ったとしている。また、ヤンキースの他に争奪戦から脱落したのはツインズ、ブルージェイズ、アスレチックス、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、メッツ、ブルワーズ、パイレーツとしている。AP通信はレイズも含まれているとした。

 西海岸に本拠を置く球団はマリナーズ、アスレチックス、エンゼルス(以上ア・リーグ)、ジャイアンツ、ドジャース、パドレス(以上ナ・リーグ)の6球団。

 アスレチックスは脱落したと報じられており、残る5球団の本拠地人口はロサンゼルス(ドジャース、エンゼルス)が約380万人、サンディエゴ(パドレス)が約140万人、サンフランシスコ(ジャイアンツ)が約85万人、シアトル(マリナーズ)が約63万人。