エンゼルス大谷翔平投手(23)は3試合連続で打者出場したが、2打数無安打に終わった。

 ドジャース・カーショーとの注目対決は、1打席のみ。3回無死の場面で、代名詞でもある落差の大きいカーブに見逃し三振に倒れた。渡米前から対戦を楽しみにしていた投手のひとり。「1打席だけだったけど、楽しかったです。勉強になることはたくさんあった。球も強かったです」と振り返った。昨季、西武に所属していたシュリッターとの対戦となった第2打席は、遊ゴロ併殺打。これで11打席連続無安打となった。

 大谷は試合前の練習でブルペン入りし、9日(同10日)のメキシカンリーグ球団との練習試合(テンピ)へ向けて33球を投げ込んだ。投球練習をした日に打者で出場するのは、エンゼルスでは初めてのことだった。