アストロズのカルロス・コレア内野手(23)は13日、チームが12日にホワイトハウスにトランプ大統領を表敬訪問した際、不参加だったことに「政治的な理由などではない」と語った。出身地の米自治領プエルトリコが昨年、ハリケーンで甚大な被害を受け、救援物資を輸送する準備をしていたという。AP通信が報じた。

 人気競技の優勝チームが表敬訪問する伝統がある米国ではトランプ大統領就任後、政治姿勢への不支持などで拒否するチームや選手が出ていた。昨季のワールドシリーズ制覇に貢献したコレア内野手は「招待されたことは光栄なこと。プエルトリコをいくらか支援してくれた大統領には感謝している」と話した。