マリナーズのイチロー外野手(44)の頭部に死球をぶつけた元DeNAのブランドン・マン投手(33=レンジャーズ傘下マイナー)が、イチローに直接謝罪したことを米メディアに明かした。

 23日付のタコマ・ニューズ・トリビューン電子版によると、ブランドンは降板後にイチローに謝りに行き「全然大丈夫だよと、このことであなたの投球に影響が出るのはいやなので、内角に投げることは続けてほしいと、そんな言葉をかけてもらった。うれしかった」と話した。

 同紙によると、マリナーズの地元であるワシントン州タコマ生まれのブランドンにとって、イチローは憧れの選手だった。ぶつけた瞬間は動揺し、マウンドを降りて日本式に頭を下げて謝るしぐさも見せたという。