エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャーで初めてチャレンジと、けん制死を経験した。

 8回、無死から四球で出塁。直後に相手投手は日本ハム時代の同僚だったクリス・マーティン(31)に交代した。すると、何度もけん制を受け、1死の場面から早いけん制でアウトの判定をされた。チームが判定に対してチャレンジを要請し、結果が覆りセーフに。しかしその後、再び早いけん制を受け、今度はアウトになった。

 けん制死になった場面について大谷は「次の塁を積極的に狙いにいく、マーティンはそれを阻止するために、しっかりけん制をする、ごく普通の間合い。ただ、日本ハム時代にはあんなに早いけん制を見たことがなかったので、ちょっとびっくりはしましたけど」と、冷静に振り返った。