インディアンス先発右腕トレバー・バウアー投手が8回で4安打、10三振を奪いタイガース打線を0封。3勝目(3敗)を挙げるとともに、疲労の蓄積が感じられる救援投手陣にも貴重な休息時間を与えた。

 強力なブルペン陣容を誇って来たインディアンスだが、ことしは救援投手全体の防御率が5・68と見慣れない数字。しかしこの日はコディ・アレン投手一人が9回に登板しただけで済んだ。

 テリー・フランコナ監督は「ブルペン陣を休ませたかったのは確か」だとし、その一方で「3日間投げていなかったアレンは投げさせたかった」とコメント。まさに指揮官の思惑通りの試合運びとなった。