レッドソックスは、元サイ・ヤング賞のデービッド・プライス投手が今季9試合目の先発で待望の初完投を飾った。先日、手根管症候群と診断され、趣味のゲームのやりすぎが原因とも報じられたプライスだったが、この日は8回まで無失点ピッチング。9回に2ランホームランを浴びたが、95球を投げて無四球5安打、8三振、2失点の快投で4勝目(4敗)を挙げた。

 1回にJ・D・マルティネス指名打者の13号2ランで先制したレッドソックスは、5回にはザンダー・ボガーツ遊撃手の3ランなどで4点を加え、プライスを助けた。

 ただ、マルティネスは7回に腹部の不調を訴えて交代しており、状態が懸念される。