エンゼルス大谷翔平投手(23)が、予定されていた27日(28日)のヤンキース戦登板が延期となったことについて、前向きに語った。注目されていたヤンキース田中との投げ合いの可能性は消滅。打者で出場した24日(同25日)のブルージェイズ戦後に取材対応し、「どっちみちバッターでは出ると思うので、打席には立つと思いますし、そういう意味ではどちらでも、やる機会はあると思う。マウンドでもこの先、またチャンスはあると思うので、その時までにしっかり自分のピッチングができるように、準備をしっかりしたい」と、気を引き締めた。

 前回20日(同21日)のレイズ戦で、メジャーでは最多となる110球の力投。首脳陣から体への負担を考慮され、登板間隔を通常の中6日以上、空けることとなった。それでも打者出場は続ける予定で、ヤンキース田中とは投げ合いではなく、打者として対戦する可能性が高まった。