エンゼルス大谷翔平投手(23)が、メジャーを代表する剛球左腕と名勝負を繰り広げた。ヤンキース戦に5番指名打者(DH)で出場。1点を追う8回2死一塁、異例の“回またぎ”で登板したヤ軍の守護神チャプマンと初対戦した。

<大谷 一問一答>

 -チャプマンの印象

 スピンの利いた、素晴らしいボールだった。そこに振り負けてしまったというのが今日の結果かなと思います。スピードもありますし、力もあるので、どうやって対応していくかを、打席に入る前から考えていた。なんとかつないで、次にいければ良かった。

 -スライダーもある投手だが、全球直球だった

 最後もスライダーが頭をよぎる中で、100マイルを超える真っすぐをしっかり強いボールを投げられるというところで、自分が少し受け身になっている部分はあるかなと思う。どれが一番打てる最善の策なのか、考えて取り組んでいくのも大事。

 -ブーイングを受けて

 結構されているので、打席にしっかり集中して、しっかりやりたい。結果を重視しないのであれば、自分なりの打席が多く表現できた。

 -ヤンキース田中との投げ合いがなくなった

 すごいやりたいなという気持ちはありましたし、伝統ある球場なので、なかなかそういうところで投げる機会というのはないのかなと思う中で、今回なくなったわけですけど、今まで通りの調整の中で、次回登板に向けていきたい。