レイズの右腕クリス・アーチャー投手(29)の復帰が、オールスター後となる可能性が出てきた。同投手は左腹部に張りがあるとし、6月3日から10日間の故障者リスト(DL)入りしている。

 アーチャーは12日、「DL入りしたら、100パーセントの調子になってから戻りたい。そうでないと誰の役にも立てない。ケガとその程度に関しては、何も変わっていない。もっと休養する時間が必要だ」とコメント。「完全復帰には、マイナーで2試合くらい先発する必要がある。オールスターによるシーズン中断はちょうど1カ月先だ」とも述べた。

 ケビン・キャッシュ監督も「違和感を覚えずにマウンドに戻れるよう、彼には時間を与えなくてはならない」と、アーチャーの姿勢を支持している。

 アーチャーは今季開幕戦を含め13試合に先発登板し、3勝4敗、防御率は4・24となっている。